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不安と後悔と自虐的思考に、少しの希望を混ぜて。
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君が死んでしまう夢を見た
必死になって叫ぶ僕が居た
君の名を
君の名を
君の名を
そして跪いて
止めど無く流れ広がる
君の身体の中にしまわれていたものに
恭しく舌を浸して
同じ朱に
同じ朱に
同じ朱に…
僕らは一つになれたかい?
そうすることに意味はある?

時計の針が6時を指していたけれど
太陽の位置が分からない
3つ重なれば神への反逆者

大都会の人の中に埋もれていても
教室で友達に囲まれていても
家族で食卓を囲んでいても
部屋で一人で泣いていても
いつだって僕らは一人なのに
一人でしかありえないのに
今更何を求めるというの

僕がこの先も生きていられるとするね
僕がずっとずっと大人になる間に
いつか君は死んでしまうだろう
君は僕なんかよりずっと大人なんだから
そうやって君も、君も、死んでしまったら
そうしたら僕はどうなる?
どんなに悲しくても
どんなに愛しくても
いつかは忘れてしまう
そうして残るのはいつだってそう
僕という存在なんだろ

自分の輪郭をぼかさないで
君はこの世界で
君という質量を持って
君以外の何者でもなく
君の名前を持っている

永遠の孤独
僕らは一人だということ
それは悲しいことじゃない
でも
気付かない振りをすることでしか
僕らは生きていけないの
ただ
時々思い出して不安になっても
帰る場所はあるよ

たとえば君が奏でるメロディー

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君の誕生日
街を抜け出して
会いに行くよ
プレゼントは無いけれど
それよりも
逢うことに意味があるんだ
元気にしていることを願うよ

次はいつ逢えるかな


放課後

教室

泣いてごめんなさい

机に突伏して

寝た振りして

みんな帰っちゃったと思ったのに

まずったなぁ…

君だけが残ってて

泣いてごめん

バレてしまったかな

迷惑だったかな

誰かがふざけて鳴らした非常ベル

ヤバいヤバいって

楽しそうに

西日の射した廊下のなかで

紅く染まりながら燥ぐ

壁の向こうの喧騒

小さく零した嗚咽が

鼻を啜る音が

君に聞こえませんように


毎日毎日同じように
朝が来るたび吐き気がするよ
昨日の夜もこんなかんじだったっけ

進歩してるそぶりが見られないよ
頑張って何かをしてるふうでもないよ
毎日毎日同じように

朝が来るたび『生きよう』なんて
無理矢理元気ふり絞ってきたけど
もうダメなんだ
僕は死にたいと思ってる

死にたいのに死なないのはどうして?
『君との約束を破ってしまうから』
そんなこと言い訳にして
ほら今日もつまらなそうに呼吸する
ほんとは死にたくないんでしょ
『よく分からないや』

たとえば僕が死んだとしても
君はそんなこと知らないで
きれいな声で歌い続けるんだ
僕はそれを聴くことが出来ない
それが悔しいよ

聴いていたいのは君の声だけ
聴きたいのは君の音だけ

耳を塞げば
ほら、ねぇ、あぁ
生きてるみたいな音がする
ねぇ、きっと、それって
本当なんだよ
この手首の奥
ずっと浅い場所で
ずっと深い場所から
赤い赤い何かが…
僕が生き物だとしたら
それを『血』と呼ぶね
確かめてみる?

   ―virgin suicide

生まれ変われたとしたら、
そうだなぁ。
猫になりたい。
黒い猫になって、
君に抱かれるの。
僕の暗闇を滑る君の手が、指先が、
とても優しくて、
とても温かくて、
そうするうちに僕は、
君の腕の中で、
何の不安も無く眠るの。
そんな毎日が続けばいいなぁ。
君が僕の名を呼んでくれて、
そのたびに僕は嬉しくて、
しっぽをピンと立てて、
精一杯背伸びをして、
君に頬擦りするの。
そしたら君がキスしてくれて、
僕は甘い声で鳴くの。
君の手が僕の暗闇を統べてくれる。
そんな毎日が続けばいいのになぁ。

ねぇ、
愛してくれなくていいんだ。
きっと僕だって愛することは出来ない。
だけど、ねぇ、
嫌いになんないで。
いい子にしてるから。
好きだよ。
大好きだよ。
だけど愛してるとは違う。
愛って何なのか分かんないけど。
愛さなくていいんだ。
それはさ、
僕が死んだときまで取っておいてよ。
僕が居なくなったことに気付いた時、
一度でいいから、
僕の名を呼んで。

ねぇ、

きっと、

それが愛だよ。

君の声を聴きながら眠る

明日もまた

生きられますように

どうかどうか

あなたとの約束を

守り続けることが

出来ますように

どうか

生き延びて

下さい

どうか

不安なままで いいから

どうか…

あなたのために

生き延びていられますように

あなたはわたしを

しらないだろうけど

ぼくらはつながってるって

しんじさせて






おやすみなさい、あいするひと

僕はここにいると信じて

目を瞑るよ

朝になってもまた

ここで目覚めることが

出来ますように

僕が生きていますように

さよなら、いとしいひと

僕はもう眠るよ

目が覚めて

僕が居なくなっても

あなたは悲しまないだろうけど

それでも

深く深く

君の体温を感じて

僕らは繋がってるって信じさせて

もう死のうなんて思わないから

約束するから

どうか…
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